2007年04月09日

セカンドオピニオンの生い立ち

セカンドオピニオンはアメリカから広がりましたが、その背景にはアメリカの権利に対する考え方と平等に対する考えかたが大きく貢献しています。概念は世界中に広がりましたが、その国の文化を背景としたやり方を模索する必要は現在でもあります。

出典:CNJセカンドオピニオン
1.セカンドオピニオンの生い立ち
セカンドオピニオンのシステムは1970年代の終わりにアメリカで生まれました。「医療には様々なアプローチがあり得るので、そのどれもが正しいこともある」、あるいは「患者さんは複数の選択肢の存在を知る必要がある」という認識が、セカンドオピニオンの原点といえます。つまり、ある医師の考えを「絶対に正しい唯一の治療法」と受取るのではなく、他の治療法と比較して納得した上で治療を受けるようにという薦めとも言えます。セカンドオピニオンが必普及した背景の一つとしては、1970年代にアメリカにおいては患者さんの基本的人権の保護が確立されたことがあげられます。さらには医療の進歩や治療の評価法の確立になどより、同一の病気や状態に対しても複数の治療法の選択肢が存在することが認識されたことも、大きな要因となっています。


2.患者さんの基本的人権の保護の歴史
欧米における基本的人権の尊重(自己決定権の原理)は、16世紀後半の宗教革命とそれに続く市民革命に始まるといわれています。第二次大戦直後のニュールンベルグ裁判におけるホロコーストに対する猛省が、患者さんの基本的人権の尊重の原点となっています。その後、1964年には患者さんを不当な医療行為から擁護する目的で、ヘルシンキ宣言が締結されました。アメリカで1960年代に起こった公民権運動(人権獲得運動)の中では、医学・医療分野においても「一般市民が人権を主張して、患者中心の医療を訴えた」バイオエシックス運動として発展しました。
 1973年には、アメリカ病院協会により、患者さんの権利章典が制定されました。その目的は、患者さんの権利を尊重することによって、より効果的なケアを提供し、患者さんと医師・病院組織の双方が満足する環境を作り出すことにあります
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2007年04月06日

セカンドオピニオンとは

セカンドオピニオンという言葉が一般化してきました。特に大きな病気がケガなど、命に関わることになると何かと不安になります。最終的には医師に託すことになりますが、その前に症状に関すること、薬の処方に関すること、治療法のことなど沢山の専門的な情報を必要となってきます。

素人にとっては、その言葉一つ一つが難解な呪文のようです。その意味でも多くの医師の意見を聞き、自分や家族や友人や恋人に正しい治療が行われるようにしなければなりません。

まずはセカンドオピニオンとは何かを知りましょう。

出典:Wikipedia
セカンド・オピニオンとは、よりよい決断をする為に、当事者以外の、専門的な知識を持った第三者に、求めた「意見」の事。または、「意見を求める行為」の事。

医療の分野の場合、患者が、検査や治療を受けるに当たって、主治医以外の医師に求めた「意見」。または、「意見を求める行為」。主治医に「すべてを任せる」という従来の医師患者関係を脱して、複数の専門家の意見を聞くことで、より適した治療法を患者自身が選択していくべきと言う考え方に沿ったものである。

セカンド・オピニオンを求める場合、まずは主治医に話して他医への診療情報提供書を作成してもらう必要がある。意見を求められた医師は、これまでの治療経過や病状の推移を把握しないことには適切な助言をすることが難しいからである。その上で、紹介先を受診し意見を求めることになる。このとき、新たな検査を必要とすることもある。

なお、セカンド・オピニオンは健康保険制度の療養には該当しないため、保険給付の対象とはならず、自由診療(全額自己負担)となる。

医療において近年、治療効果だけでなくクオリティ・オブ・ライフも重視されるようになってきたことから、特にこれらを両立する方法が問題となるがん治療において注目されるようになってきた。

経験のみに基づいた医療に陥る危険を避けられる可能性がある反面、根拠に基づいた医療が普及してきた現在、得られる意見に大きな差のないことも多く、単に治療開始時期を遅らすだけという見方もある。また、患者が主治医に内緒で他医を受診した場合には、治療経過の全体像を把握している人間がいなくなるという事態に陥ることがある。これを繰り返すことはドクター・ショッピングと呼ばれ、疾患の治療をより困難なものとする。


上記のようにセカンドオピニオンの明暗もあるが、まずは自分が行う行為がどのような影響を与えるかを考慮する必要性がある。
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